フケが出る原因と対応

頭皮にフケが出てしまい、目立つので悩んでいる方もいらっしゃると思います。

フケとは頭皮から剥がれ落ちた古い角質です。体でいう垢のようなものです。フケは誰にでも出るもので、通常であれば洗髪時に洗い流されます。しかし何らかの原因で頭皮のターンオーバーが乱れてしまうとフケが大きくなったりフケの量が増えてフケ症と呼ばれるような状態になってしまいます。
フケ症になってしまう原因としては生活習慣、食生活の乱れ、ストレス、睡眠不足、疲労などによりホルモンバランスが乱れ、頭皮のターンオーバに影響してしまいフケの増加に繋がってしまいます。

フケの種類によっても発生する原因が違います。
•乾性フケ→パサパサしていて、白っぽく粒が細かい。シャンプーのしすぎや、紫外線による頭皮ダメージ、加齢による頭皮の潤い不足で発生。乾燥する季節にも多い。
•脂性フケ→ベタベタしていて黄色っぽく粒が大きい。皮脂が過剰に分泌されると皮脂を栄養とするマラセチア菌が過剰に増えてしまい頭皮のターンオーバを早めてフケの量を増やしてしまいます。他にも洗髪時の汚れ残り、シャンプーやリンスのすすぎ残し、汗をよくかく方も脂性フケの原因となります。

最後にフケを予防する方法です。
ご自分の頭皮に合った優しい成分のシャンプー剤を使用しましょう。洗い残しが無いよう丁寧に洗髪しましょう。すすぎ残しもフケの原因となるので、すすぎもしっかりと行います。
生活習慣を整え、頭皮のターンオーバを乱れさせないようにする事もフケの予防に繋がります。

これらを見直してもフケが出てくるのであれば頭皮の病気の可能性もあります。自己解決せずに皮膚科を受診しましょう。
気になる事がありましたらお気軽にいつでもご相談ください。