ダブルカラーとは？①

髪色を変えたいなと思っている時など、ヘアカタログやSNSなどでよくダブルカラーという単語を見聞きするかと思います。

ダブルカラーは工程やその仕組みから、発色の良い透明感のある仕上がりに出来る事が魅力です。
今回の記事ではダブルカラーについて、特徴や仕組みなどを詳しくお話していきたいと思います。

ダブルカラーとはその名の通り、2段階で行うヘアカラーの事です。
一般的には髪の毛をブリーチで脱色してから、別のカラー剤で色を入れていくメニューの事を言います。
最初にブリーチを行う事で髪の毛のトーンが明るくなり、しっかりとした発色と透明感を作る事が出来るのが特徴です。
1回だけのカラー(ワンカラー)では出せない色を表現する事も出来ます。


通常のヘアカラーとの違いは、仕上がりまでの工程の数にあります。

髪の毛にカラー剤を塗布して洗い流すメニューは、ワンカラー(シングルカラー)と言われています。
髪の毛にカラー剤を塗布して放置し、シャンプーで薬剤を洗い流すという流れです。

ダブルカラーは、カラー剤を塗布して洗い流すという工程を2回行います。
まず、ブリーチ剤を使い髪の毛の色を脱色して明るくします。その後に色味を含むカラー剤を塗布して放置し、シャンプーで薬剤を洗い流すという流れになります。

最近ではブリーチ剤を使わないダブルカラーを行う場合もあります。
ブリーチ剤を使わない為、仕上がりは暗めになりますが、ワンカラーよりもしっかり発色するのが特徴です。
ブリーチ剤を使わない為、ダメージも少なくなります。

今回はワンカラーとダブルカラーの違いについてお話していきました。
次回もダブルカラーについて、もう少し詳しくお話していきたいと思います。