ヘアスプレーでどうやって髪の毛を固めてるの?

今回はヘアスプレーがどのような原理で髪の毛を固めているのか?
についてお話ししていきたいと思います!

まず、簡単に説明すると、
ヘアスプレーが髪の毛を固めるのは、ヘアスプレーに含まれているポリマー(樹脂成分)が乾くと、薄い膜をつくり、髪の毛同士を接着するからです。

①ヘアスプレーを髪の毛に吹きかける

②ヘアスプレーに含まれているポリマーが髪の毛に付着

③揮発性の溶剤(アルコールなど)がすぐに揮発する

④ポリマーだけが残り、髪の毛を固定する

このポリマーが乾いた時に出来る薄い膜がのり
のような役割をして、セットが崩れにくくなります!

ハードタイプのヘアスプレーはポリマー濃度が高く、しっかりした膜を作ります。
また、速乾性の溶剤が多く配合されており、すぐに固まって形をキープします。

水や湿気に強い処方になっているものが多く、動きを出すというより、作ったスタイルをガッチリ守り、スタイルを崩れにくくするのが得意です。

逆にソフトタイプのヘアスプレーはポリマー濃度が低めで薄膜です。
固定力が低めなので自然な動きを残せます。

乾燥スピードがゆるやかなので、手ぐしで整えやすく、軽い仕上がりなので髪の毛がゴワつきません。


普段何気なく使っているヘアスプレーですが、このような原理で髪の毛をキープしてくれているんですね☆

皆さまもご自分の求めるヘアスタイルや髪質などに合わせて、ハードタイプやソフトタイプを使い分けてみてくださいね。