今回はシャンプー剤に使われている、界面活性剤についてお伝えしていきたいと思います。
界面活性剤というワードはよく耳にするかと思いますが、どのような役割があるのでしょうか?
界面活性剤とは、水と油を混ぜ合わせるための成分です。
シャンプー剤の場合、汚れ(皮脂、スタイリング剤などの油分)を水で洗い流せるようにするための役割を担っています。
【界面活性剤の主な役割】
【シャンプー剤に使われている主な界面活性剤】
〈石油系(高級アルコール系)〉
〈アミノ酸系〉
〈石けん系〉
それぞれの界面活性剤を使ったシャンプーがどういう方に向いているのか?
次回の記事で詳しく解説したいと思います!
界面活性剤というワードはよく耳にするかと思いますが、どのような役割があるのでしょうか?
界面活性剤とは、水と油を混ぜ合わせるための成分です。
シャンプー剤の場合、汚れ(皮脂、スタイリング剤などの油分)を水で洗い流せるようにするための役割を担っています。
【界面活性剤の主な役割】
-
洗浄→頭皮や髪の毛の汚れ、皮脂を落とす。
- 泡立ち→摩擦を減らし優しく洗えるように。
-
乳化→皮脂やスタイリング剤などの油分を水に溶けやすくする。
【シャンプー剤に使われている主な界面活性剤】
〈石油系(高級アルコール系)〉
-
ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Naなど
- 泡立ちが良くて、洗浄力や脱脂力が強い
- スタイリング剤や皮脂汚れをしっかりおとせるが、頭皮が乾燥しやすく、敏感肌の方には刺激になる場合がある
- 市販のシャンプー剤に多い
〈アミノ酸系〉
- ココイルグルタミン酸Na、ラウロイルメチルアルラニンNa
- 髪の毛や肌を守ることができる、アミノ酸由来の成分でできている
- 低刺激で優しい、潤いを残しながら洗えるが、洗浄力はやや弱めで泡立ちも控えめ
- 美容室のシャンプー、高価格帯の市販品に多い
〈石けん系〉
- カリ石けん素地、脂肪酸Na、脂肪酸K
- 洗浄力が高く、皮脂や汚れをしっかり落とす
- 環境に優しく、自然に分解される
- アルカリ性のため、髪の毛がきしみやすく頭皮も乾燥しやすい。
それぞれの界面活性剤を使ったシャンプーがどういう方に向いているのか?
次回の記事で詳しく解説したいと思います!